ナンバープレート盗難、なぜ?盗難防止対策は?
ヘルメットの盗難対策の記事を書きましたが、ナンバープレートが盗まれるというニュースを目にしました。
なぜナンバープレートを?何のために?気になったので調べたことをまとめました。
目次
ナンバープレートが盗まれる理由
犯罪に利用
一番可能性が高いのは、盗難車に使うことです。
盗難者に盗んだナンバープレートをつけて犯罪を企んでいる輩です。
自分のナンバープレートが犯罪に使われるなんて気分も悪いですし非常に迷惑な話です。
海外に転売
こちらはバイクというよりも車で増えているようです。
海外では日本の車の改造車がJDM(Japanese domestic market)と呼ばれ、近年人気を博しているようです。
日本風の改造をするために日本のナンバープレートがアイテムとして利用されているんですね。
今は車のナンバープレートが人気のようですが、次第にバイクにも手が伸びてくる可能性も否定できないので警戒すべきですね。
もし盗まれたらどうすれば?
まずは必ず通報
先ほども書いたように、盗まれたナンバーは犯罪に利用される可能性が高いです。
なので必ず警察に通報しましょう。
それから再交付の手続きです、
原付の場合
市役所で再交付の手続きを行います。
盗難の場合は再交付の手数料はかからない場合が多いと思います。
その際、盗難届の「盗難届受理番号」、「届出警察署名」、「届出日」が必要になる可能性があるので控えてから行きましょう。
盗難ではなく自己責任で紛失や汚損してしまって再交付する場合は手数料を取られます。
軽二輪(125〜250cc)の場合
陸運局で申請します。
- 軽自動車届出済証
- 自賠責保険証明書
- 印鑑
- 軽自動車税申告書(陸運局でもらえる)
- 理由書
これらを用意して書類を作成します。
理由書の書式はネットでダウンロードできるので印刷して使いましょう。
小型二輪(251cc以上)の場合
- 申請書(陸運局でもらえる)
- 手数料納付書(陸運局でもらえる)
- 自動車税申告書(陸運局でもらえる)
- 印鑑
- 車検証
- 理由書
こちらも先ほどと同様にダウンロードして印刷しましょう。
盗難されるとあまりにも面倒!
再交付できる手段があるだけありがたいですが、それでも被害にあったばかりにこんな煩雑な手続きをしなくてはならないなんて嫌ですね。
平日でしか手続きできないので自分でやる場合は時間を確保しなければならないですし、時間がないならば行政書士に頼んで別料金を払わなければなりません。
被害者なのにお金と時間が無駄になるばかり・・・。
こんなことになる前に盗ませないのが一番です。
ナンバープレートの盗難対策
特殊ボルト
通常は普通のボルトとナットで固定されています。
なので簡単な工具で誰でも外せてしまいます。
特殊ボルトは専用の工具でないと外せないのでその点安心です。
通常の工具では外せない特殊ボルトを使用すると犯人から敬遠されやすくなるのでおすすめです。
少しでも対策していればもっと無防備なバイクに狙いを変える可能性が高いです。
近隣で一番無防備なバイクがもっとも危険なので、ご自身のバイクがご近所と比べて防犯レベルが一番低くなっていないかご確認をおすすめします。
バイクカバー
自宅に保管する場合はバイクカバーが必須です。
これはバイクそのものの盗難対策としても基本になります。
カバーをめくらないとナンバーに手が届かないのでガサゴソ音がしますし時間がかかるので狙われにくくなります。
まとめ
犯罪に利用されているという話は聞いたことがありましたが、海外で売るためというのは初耳でした。
どちらにしても盗難されるなんてたまったものじゃありません!
無駄な時間とお金を奪われる前にできる対策はしておきたいですね。
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