ドラッグスター250の持病 ひび割れたインシュレーター(インマニ)を交換
ドラッグスター250のインシュレーター(インレットマニホールド)がひび割れていたので交換しました。
とくに不調は感じませんが、あまりに亀裂が入っていていつ二次エアを吸い始めてもおかしくなさそうなので予防整備です。
インシュレーターとは?
インシュレーターはキャブレターとエンジンヘッドを繋ぐ経路となる部品です。
混合気をエンジンに送る重要な部品です。
バイクではインシュレーターと呼ばれますが、車で言うところのインテークマニホールドのことです。
なにやらヤマハ車はこの部分がドラスタに限らず割れやすいようですね。
用意するもの
購入前に品番の確認をおすすめします。
ヤマハさんはありがたいことにパーツリストをネットで公開してくれています。
スズキさんもなんとかお願いしたいところです。
https://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/
インシュレーターとエンジンヘッドを繋ぐ部分に、両サイドで1つずつOリングが別途必要。
実はインシュレーターは社外品がamazonや楽天などで売っています。
純正の半額ほどで売っていて魅力的ですが、品質は純正には到底およびません・・・。
3週間でひびが入り始めてしまったという口コミもありました。
せっかく交換してもすぐ壊れてしまっては意味がありません。
なので値は張りますが大人しく純正品にしました。
Oリングも純正品です。
交換作業
全体の流れ
シート
↓
スピードメーター
↓
ガソリンタンク
↓
ネックカバー
↓
エアクリーナー
↓
キャブレター
↓
インシュレーター
という流れで取り外していきます。
まずはガソリンタンクを外すためにシートを外します。
ガソリンタンクのボルトがシート下に隠れているので外さなければなりません。
同時にタンデムシートも外さないといけないとで少し面倒です。
次にスピードメーターを外します。
これを外さないとガソリンタンクは取れません。
メーター裏にカプラーとメーターケーブルとホースが付いているのでそれぞれ外します。
スピードメーターが外れたらガソリンホースなど繋がっているものを外していきます。
これでようやくガソリンタンクが外れました。
続いてネックカバーを外します。
ネックカバーとは画像にあるのもので、キーシリンダー付近のカバーです。
エアクリーナーを外します。(画像下側の赤マル)
繋がっているものが多いですが一つずつ外していきます。
ここまでくればもう少しです!
ホースバンドを緩めてキャブレターを外します。(画像上側の赤マル)
ついにインシュレーターにたどり着きました!
ボルトを緩めて取り外しましょう。
取り外したインシュレータに付いている金属バンドとホースを移植して新品のOリングを取り付けます。
インシュレータを取り付けたら逆手順で元に戻して完成です!
新旧比較
左が新品、右が取り外したもの
幸い穴は空いていませんでしたがすごいひび割れっぷりです。
いつ貫通してもおかしくないですね。
これでしばらく安心して走れます。