寒くなってきたらタイヤの空気圧に注意
こんばんは、くろまるです。
今回も冬に関する話題です。
タイヤの空気圧こまめにチェックしてますか?
タイヤの空気圧は自然に減っていく
タイヤの空気は何もしなくても減ってしまいます。
タイヤの分子構造よりも小さな分子からゆっくりと抜けていきます
空気の中では窒素が一番大きい分子なので一番抜けにくいです。
窒素充填を勧められる理由の一つですね。
一般的に、一ヶ月で10%減ると言われます。
気温が低いと空気圧は下がる
様々な物体は熱で膨張(収縮)する性質がありますね。
空気も例外じゃありません。
冬は寒さで空気が収縮し、空気圧が下がってしまうのです。
寒くなっても走る方は空気圧に気をつけましょう。
空気圧を下げるとグリップ力が増すのは誤解!
自分も長らく勘違いしてましたが、空気圧を下げてもグリップ力は増さないんです。
なぜこんな誤解をしやすいかと言うと、空気圧が減るとタイヤの接地面積が増えるからです。
接地面積が増えたらいかにもグリップ力が増しそうですが残念ながらそういうことにはなりません。
なぜなら摩擦力は接地面積と荷重で決まりますが、接地面積が増えてもバイクと人の重さは変わらないので、広がった接地面積分、荷重も分散してしまうんですね。
なので結局同じなのです。
厄介なことに、タイヤの空気圧を減らして接地面積を増やすとグリップ力が増した感覚になるんです。
それはブレーキをかけた時にタイヤが潰れる感覚がわかりやすいのと、転がり抵抗が増えていつもよりアクセルを開けないと速度が出ないので、アクセルを大きく開けて走れる感覚でグリップがました感じがしてしまうんですね。
もちろん燃費も悪いです。
軽快に走っているつもりが実は性能がダウンしていて無駄なパワーを使っていただけなんて、何と悲しい話でしょう・・・(笑)
それでもタイヤが潰れる感覚がわかるのは安心して走りやすいのでこれだけはメリットですね。
空気は指定空気圧で入れる
基本的には下手に多めや少なめに入れるよりは指定空気圧がメーカーが研究を重ねた結果の数値なので一番安心です。
ただ、装備込みで体重75kgの人を基準にテストした数値らしいので、基準から体重が大きく外れる方は感覚を確かめながらほんの少しずつ調整してみるといい乗り味を見つけられると思います。
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