見えない、滑る、バイクの大敵 ブラックアイスバーンについて

2020年12月21日

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こんばんは、くろまるです。

冬の大敵、ブラックアイスバーンをご存知でしょうか。

冬にバイクに乗らない人が多いので知らない人もいるかもしれません。

万が一冬の道路を走るときに備えて覚えておきましょう。

まずアイスバーンとは

ブラックアイスバーンの前にアイスバーンについてご紹介します。

アイスバーンとは、凍った路面のことです。

よく見かけるのは、圧雪アイスバーンと言います。

圧雪アイスバーン

道路が一面雪に覆われていますね。

ところがこの雪は車で何度も踏み固められ、とても硬く滑りやすい氷になってしまっているのです。

車のスタッドレスタイヤでも制動距離が延びてしまう状態です。

さすがにこんな状態でバイクに乗ろうとは思いませんよね(笑

あえて言うならば春前の雪溶けしている季節に一部残ったアイスバーンに注意が必要ですね。

しかしブラックアイスバーンは雪だけに限りません。

ブラックアイスバーンとは

ブラックアイスバーンとは、透明の氷が道路に張った状態のことです。

雪や雨が急激な気温の低下にさらされて発生します。

雪の予報がなかったとしても、雨で凍ってしまうところも注意点です、

場所によっては湧水なども警戒すべきですね。

通常のアイスバーンは見た目で滑りそうと分かるので警戒しますが、ブラックアイスバーンは氷が透明で一見すると雨で濡れている路面と区別がつきません。

ブラックアイスバーン
ブラックアイスバーン

何とも恐ろしい・・・。

写真の場合は一面がブラックアイスバーンですが、こちらも山陰など一部だけ凍結していることがよくあります。

川や海に面した橋も特に凍結しやすい場所になります。

しかも一部だけの場合は、水溜まりにしか見えないことがよくあります。

これが一番恐ろしい。

対策

ブラックアイスバーンがあるような日は走らないのが一番です。

そりゃそうですね。

ただ、春先など暖かくても残雪や凍結が残っていることがあり得ます。

  • 氷点下の日はできれば乗らない。
  • 氷点下でなくても場所によっては凍結の可能性があることを意識する。
  • 凍結がありそうな日はいつも以上に速度に注意する。

万が一、バイクでブラックアイスバーンを通過するときは、まっすぐ、何も操作せずに走り抜けましょう。

急ブレーキ、急カーブなど言語道断です。

優しいブレーキでも危険です。

あくまでも万が一通過する場合です。

急な飛び出しやカーブ手前などで踏んでしまった場合は何もできません。

水溜まりのようなものを見つけたら必ず避けて走りましょう。

避けられないようなアイスバーンがあるなら、その日は命があったことに感謝して帰宅をおすすめいたします。

バイク

Posted by くろまる