格安SIMを選ぶ際に覚えておきたい MNOとは? MVNOとの違いをはっきり調べてみた
ahamoが出てからMNOという言葉が目につきました。
なんとなくのイメージしかなかったのでこの際きっちり調べたのでまとめます。
MNOとは
MNO(エム・エヌ・オー)とは、「Mobile Network Operator」の略で、日本語で「移動体通信事業者」を指します。
これだとピンと来ませんが、要するに回線を独自で持っている大手キャリアのことです。
具体的には
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
のことです。
楽天モバイルは元々MVNOでしたが、2019年秋にMNOになりました。
MVNOとは
MVNO(エム・ブイ・エヌ・オー)とは、大手キャリアから回線を借りて、又貸しの形で回線を提供している事業者を指します。
具体的には
- UQモバイル
- mineo
- LINEモバイル
- BIGLOBEモバイル
が代表的で他にも多数あります。
MVNOのメリットとデメリット
わざわざ間借りしてる回線を使う必要ないのでは?
と思いますが(一応)メリットがあるから存在しています。
それはズバリ値段です。
自社で回線を持たない分、格安で提供していました。
ただし、借りている回線は限りがあるので、利用者が多い時間帯は重い、もしくは繋がらないと言ったことになります。
一応、と書いたのはUQモバイルとワイモバイルが格安SIMとして強すぎるからです。
格安かつ通信品質が落ちない・・・。
実質二択しかありません。
ここまで覚えておけば日常で困ることはまずありません。
以下は少し複雑な事情で例外になっているものです。
事情が複雑なUQモバイルとワイモバイル
格安SIMで最高品質の回線と割安な料金で最も人気のある2つの通信事業者。
使う分には格安SIMと認識していれば何も問題ありませんが、細かく見るとそれぞれ少しずつ事情が異なります。
UQモバイルはMVNO
UQモバイルはauの回線を間借りしたMVNOに該当します。
MVNOですが、auが直接管理しているのでMVNOのように回線がひっ迫することにはなりません。
なぜなら自前の会社から借りているからそりゃもう自由自在に回線を増やせるからです。
MVNOとは形ばかりで実質キャリアと変わりませんでした。
→2020年5月にauが吸収したことで、正式に一体化しました。
ワイモバイルはMVNOではない
UQと基本的には同様の内容でよく比較される二つですが、ワイモバイル はMVNOではないのです。
これも使う分には気にすることはありません。
ワイモバイルはUQと違って最初からソフトバンクの一部として存在しています。
こっちの方が筋が通っている気がします。
UQも2020年5月に吸収されたので同じ状態になりましたね。
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