1年半使ったActive Winnerのバイクカバーと新品の比較レビュー

2020年12月21日

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バイクカバーでとても気に入っているメーカーがあります。

Active Winnerというメーカーです。

ちょっと変わったバイクカバーメーカーなんです。

 

Active Winnerとは

何が変わっているのかと言うと、実はこの会社、フィットネスグッズメーカーなんです。

バランスボールとかヨガマットなどを作っているようです。

その中に突如として現れたバイクカバー!

なんだか片手間で作ってるんじゃ・・・?

 

というのが第一印象でしたが、調べるとこれがとても良く出来てる・・・。

しかも高コスパ!(重要)

ただ安いだけのものはコスパがいいとは言いません、コストとパフォーマンス両立したものこそコスパがいいと言うのです。

良コスト、ハイパフォーマンス・・・最高です。

 

この製品はバイクグッズメーカー顔負けの出来です。

社長がバイク好きでこだわりまくって作ったんでしょうか?そんな想像をしてみます(笑

 

Active Winnerを軸にしてバイクカバーの選び方という記事も書いています。

https://dtn-blog.com/active-winner-bike-cover-point/

 

この記事では上の記事に収まりきらなかった今使っているカバーの実使用レビューを記事にしました。

 

新品と一年半使ったカバーのレビュー

使用している環境は

  • 地面はコンクリート
  • 後ろ側に西日が当たりやすい(西日以外はあまり当たらない)
  • 屋根はあるが、後ろ側は雨が当たる
  • VTR250に使用
  • ほぼ毎回バイクを冷まさずすぐにカバーをかけていた
  • 週に平均4回ほど乗っていた

このような状況で1年半使っていました。

特に前後の環境が大違いなので、前側と後ろ側で劣化具合の違いが分かりやすいです。

外観

こちらが1年半使ったカバーの外観です。

西日が当たり続けた後ろ側の色落ちが大きいです。

しかし破れは全くありませんし、破れそうな感触も全然しません。

半年せずにボロボロになってしまうホームセンターの安いカバーと比べると雲泥の差です。

 

本来は、バイクを冷ましてからカバーをかけなければいけませんが、ほぼ毎回そのままかけてしまっています。

それでも破れるような劣化は起きていないことがハッキリ分かります。

 

防水性能

1年半使った方

防水性はどうでしょうか。

水をかけて実験してみました。

水を掛ける前の状態。

一番過酷な環境だったリアシート部分で実験です。

うーん、ガッツリ吸収しているという訳ではありませんが、撥水している感じはありませんね。

アップで見てみるとじんわり滲んでるのが分かります。

バサバサッと水を飛ばしてみます。

こう見ると水分が染み込んでいるのが分かりますね。

防水性能はさすがに1年半も持ちません。

カバーを外してみると、やはり染み込んでしまっています。

今に始まったことではなく、1年もしない辺りから防水性能は失われていたように思います。

 

商品の注意事項にも防水性は次第に失われるという旨のことが書いてあります。

直射日光、雨も直撃という撥水性にとってもっとも過酷な環境でしたのでなおさらですね。

 

長持ちさせる方法として、防水スプレーを吹きかけると良いらしいのでまた別で試してみたいと思います。

 

また、正確にいつまで持つのか分からないので、新品で使い始めた方はいつまで撥水性能が持つのかじっくり観察してみます。

その時にまた追記したいと思います。

 

新品

新品の防水性能も同じようにテストしてみました。

正確には、2ヶ月ほど使用したものです。

水を掛ける前。

色落ちがなくとてもきれいです。

かけてみると、見事に弾いてくれています!

アップで見てみるとよく分かります。

こちらも手で揺さぶって水を飛ばしてみます。

良い感じに飛んでくれてます!

 

サイズ感

Active Winner唯一の弱点はサイズの選択肢が少ないことです。

2Lと3Lサイズの2種類から選べます。

かなり小柄な部類であるVTR250でも使えているので大は小を兼ねるで問題なく使えます。

VTR250とハヤブサを並べてサイズ感を比較してみました。

↑向かって左がVTR250、右がハヤブサです。

どちらも2Lサイズのカバーを使っています。

VTR250の方はお尻の部分が余っているのが分かるかと思います。

使用には全然問題ありませんでした。

それから風が強かったのでリアの左が膨らんでいます(笑

ハヤブサの方はちょうど良い感じです。

 

メーカーが対象としているサイズは以下の画像の通りです。

3Lの対象になっているような一部の大型バイク以外は2Lで問題なく使えると思います。

 

まとめ

色落ちや防水性の劣化はあるものの、一番重要な耐久力はとても高水準であることがよく分かると思います。

しかもエンジンやマフラーが冷えるのも待たずに使っていたにもかかわらず、破れるような劣化をしていません。

何度も破けてはテープで補修してを繰り返してた自分としてはもう感動ものです(笑

それでいて手頃な値段なので本物の高コスパ品です。