価格良しで高性能!車・バイクのバッテリー充電器はこれで決まり DRC‐600
こんにちは、くろまるです。
家に古くからあったバッテリー充電器がついに壊れてしまいました。
そこでバッテリー充電器を探しました。
今回もやはりコスパ重視で探し回ってついに見つけました。
バッテリー充電器をコスパ重視で探している方の参考になれば幸いです。
目次
結論から・・・
セルスター製のDRC-600が高性能で価格もお手頃!
今回バッテリーに求めたもの
今まで使っていたバッテリーは単純なもので、特別な機能はなくただ繋いでスイッチ入れたら普通に充電するだけのシンプルなものでした。
今回は通常の充電にプラスして、パルス充電という機能が付いているものを探しました。
パルス充電とは
パルス充電とは、強い電流を小刻みかけることにより、バッテリーの大敵であるサルフェーション(電極に白い物質が付着することで通電しづらくなり、バッテリーが弱くなる現象)を除去することができる充電方法のことです。
心臓マッサージのようなイメージでしょうか。
サルフェーションは、主にバッテリーを長期間放置することで起こります。
DCR-600は安いのにパルス充電を標準装備!
この点が一番の決め手でした。
正直、普通に充電できてパルス充電があって安かったらそれで満足でした。
しかし!この機種はそれだけにあらず。
希望以上に高機能でした。
パルス充電以外の機能
- バルク(定電流)充電・アブソプション(定電圧)充電
- アフター充電
- テスティング
- フロート充電
- サイクル充電
これらが全て搭載されています。
一つずつ見ていきましょう
バルク(定電流)充電・アブソプション(定電圧)充電
まず、バッテリーの充電方法は二通りあります。
定電流充電と定電圧充電です。
それぞれ字の通り、電流を一定にして充電する方法と、電圧を一定にして充電する方法です。
詳しい仕組みは省略しますが、充電の理想的な方法はこの二つをいいタイミングで切り替えることです。
ざっくり言うと、最初は定電流で80%近く充電し、後半は定電圧で充電するのが理想です。
昔は、整備工場にあるような充電器でも手動で切り替えなければなりませんでした。
しかしこの機種は、自動で切り替えてくれます。
アフター充電
充電後にバッテリーの電解質(中身の液体)の成分を均一になるよう電圧をかけます。
テスティング
バッテリーを充電後、しっかりと電気をためる能力があるのか判定してくれます。
フロート充電
充電後に、バッテリーの劣化など何かしらの理由で原因で放電してしまった場合、自動で補充電してくれます。
満充電(充電完了)後に、取り外さずそのままにしておくとこの機能が働きます。
サイクル充電
フロート充電と似たような機能ですが、こちらは15日間隔で自動で再度捕充電してくれます。
3つの充電モード
- ノーマル
- ブースト
- スノー
ノーマルモード
ノーマルモードは通常の充電モードです。
ブーストモード
ブーストモードは劣化しすぎてノーマルモードでは充電できないバッテリーを復活させる(かもしれない)モードです。
完全に劣化していては無理ですがある程度期待できそうです。
ちょうど家に何年か前に放置したままのバッテリーがあるので、テストして記事にしようと思います!
スノーモード
周辺温度が0℃以下の時に使用するモードです。
こんな機能まで付いているとはなんという親切!
おまけにセルスタートモード
さらにこの機種にはセルスタートモードというものがあります。
これは、エンジンをかける力の弱いバッテリーに接続することで、バッテリーにパワーを補助してエンジンをかけられるように手伝ってくれるモードです。
気を付けなくてはならないのが、あくまでも補助なので、完全に放電してパワーの全くないバッテリーやこの充電器単体でエンジンをかける事はできません。
ご自身で整備などされる方はバッテリーへの負荷を最小限に抑えつつ、セルを回すテストなどに活用できると思います。
使用方法
使い方は簡単、正しく接続してボタンを押すだけ。
ノーマルモードなら本当にこれだけで自動で切り替わりながら最後まで充電してくれます。
バッテリーが劣化しすぎているときはブーストモード
寒い時(0℃以下)の時はスノーモード
この二つだけ覚えていてもらえれば十分活用できます!
お値段
2020/7/6現在、大体どこでも9000円しないくらいで売っております。
まとめ
至れり尽くせりなこの充電器、9000円弱で買えるのはやはり高コスパです!
ありがたく使っております。
壊れてしまったバッテリーは定圧充電しかできないものでした。
もちろんパルス充電なんてないのでサルフェーションも除去できず充電できたと思ったらすぐに使えなくなるなんてことがしょっちゅうでした。
これならそんな悩みから解放されそうです。
それどころか、今までなら買い換えるしかなかったバッテリーが復活するかもしれません。
そう考えると9000円以上に元が取れてしまうのでは!?
あくまでも12Vバッテリー専用なので、トラックなどの24Vバッテリーには使えない点はご注意を。
劣化したバッテリーがいくつか家にあるので、それぞれどれぐらい充電できたのか後日記録をレビューしようと思います!
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